ワーママ、隙間時間で通関士をつかむ

コモ248 さん(2025年度合格 時短勤務中の30代ワーママ 受験回数1回)

タイトル 「ワーママ、隙間時間で通関士をつかむ」

◆ 通関士試験の挑戦するきっかけ
数年前にメーカーから商社へ転職し、貿易事務を中心とした業務に携わっていました。
育児休業中に通関士という資格の存在を初めて知り、復職後の実務にも活かせる知識だと感じ、今後の自分のキャリアの幅を広げるため、挑戦を決めました。
通関士試験に挑戦すると決めたときは、仕事と育児の両立をしながら本当にやり切れるのか、不安がぬぐい切れませんでしたが、まずはやってみようと思い、2025年2月にみこ会に入会し、勉強を開始しました。

◆ 使用した教材
勉強の中心に据えたのは、みこ会テキストと過去問です。

・みこ会テキスト
専門用語が多い分野にもかかわらず平易な言葉で説明されており、貿易関係の初心者でも自然と理解が積み上がっていく構成になっています。
iPadにデータを入れ、覚え切れない部分や頻出事項の一覧表は紙面に印刷して書き込みやマーキングを増やすスタイルを取っていました。

・みこ会アプリ
仕事、育児、家事で手一杯の生活でも、隙間時間を活用して過去問演習に取り組むことが出来ました。
控えめに言って”神アプリ”です。

・過去問
みこ会ホームページに掲載されている過去問は全て取り組み、おそらく30周ほどは解きました。
みこ先生の解説がとても丁寧かつ面白く、理解が理解が深まる手応えがしっかりありました。

・やさしい申告書
過去問演習の隙間にお供として活用し、過去問でカバーできない領域のフォローができました。

・webタリフ(日本関税協会ホームページ)
・関税率表解説、分類例規(税関ホームページ)
初見の品目分類でも焦らないようにと思い、ざっくり眺めて感覚を掴んでいました。

・通関士試験の指針2024年度版
みこ会に入会するまでの期間に一度目を通していました。

◆ 未使用の教材

・通関士 過去問スピードマスター 2025年度
みこ会入会と同時に購入しましたが、結果的に一度も開くことはありませんでした。

◆ おおまかな勉強スケジュール

育休中で子供の夜間対応もまだある中でしたので、スケジュールにはかなり余裕をもたせておりました。

2024年8月 「通関士試験の指針 2024年度版」 を購読開始
2025年2月 下旬にみこ会へ入会、アプリで過去問演習を開始
2025年3月 通関実務の「申告書」「計算問題」へ集中
2025年4月 みこ会テキストを読みながら関税法を中心に勉強
2025年8月 みこ会テキストを読みながら通関業法を中心に勉強
2025年9月 総復習、頻出ポイントの総ざらい

入会初期から、ひたすら過去問を解き、理解の薄い箇所をみこ会テキストに戻って補強する形でした。
仕事・家事・育児の隙間時間はアプリを開き、〇×問題を解いていました。
8月以降は通関業法のテキストを読みながら、問題演習を中心に、頻出ポイントの総ざらいし、計算問題、税額計算は繰り返して手を慣らしました。
日々の勉強時間は多くはありませんでしたが、「短時間でも継続する」ことを大切にした結果、理解が徐々に積み上がっていくのを実感できました。

◆ 試験の所感

試験当日は、緊張はありながらも「やることはやった」という落ち着きがありました。
通関業法、通関実務では、テキスト・過去問で得た理解がそのまま対応力につながり、助けられました。
関税法は一定数難しく感じる問題がありましたが、テキストで出題の“骨格”はきちんと押さえられていたので、最後までぶれずに解き切れました。
自己採点結果は以下の通りです。

通関業法 42/45
関税法 38/60
通関実務 38/45

◆最後に
(※今年初導入の)みこ会テキストをメインに据えて合格したということで、みこ先生からも「初の合格者」と伺い、私自身も大きな喜びと誇りを感じています。
テキストのとっつきやすさ、理解に寄り添った構成、ユーモアで飽きさせない解説、そしてみこ先生の対応のスピード、手厚いサポートは、これから挑戦する方にも大きな力になるはずです。

この場をお借りしてみこ先生に改めて心より御礼申し上げます。
少しでも、これから挑む皆さまの背中をそっと押せる体験記となれば嬉しいです。