NONI さん(2025年度合格 貿易事務 受験回数1回)

私が通関士試験を受験しようと思ったのは、子どもたちの将来のためにも、給料あげたい!キャリアアップしたい!!という気持ちがあり、そんなモチベーションだけで受験を決意しました。
学生時代は特に勉強が得意ではなく、そもそも努力の方向を間違えがちで要領が悪く結果に反映されないタイプ。社会人となってからは全く学習習慣のない人間です。
この体験記が少しでも参考になれば幸いです。
◆主な使用教材◆
他で受講していた通信教材のテキスト・講義。
みこ会テキスト(サブ) 課税価格の決定の章はメインで使用。
過去問(通関業法・関税法等は6年分、通関実務は9年分、申告書のみ45回までさかのぼりました)
ゼロ申(2023)
計算ドリル(2024)
ヒュー青(2025)
通関実務集中対策問題集(申告書のみ)
みこ会やさしい申告書
みこ会アプリ
◆勉強方法◆
▼2月~5月
テキスト学習1周→57回以前の過去問2周+間違えたところのみ3周目
5月にみこ会入会
▼6月
ゼロ申、ヒュー青、計算ドリル1周目
▼7月~8月
58回過去問を本番形式で
ゼロ申、ヒュー青、計算ドリル2周目
みこ会やさしい申告書
申告書49回以前
▼9月~本番前日
テキスト精読4周
模試復習
通関実務集中対策問題集(申告書のみ)
全問題集総ざらい(間違えたところ・あやふやなところ中心)
直前1週間でみこ会アプリ全問
・8月後半~9月あたりが一番精神的にきつかったです。
それなりに自信がついてきた8月に初見で解いた49回の申告書問題が散々すぎて、不合格の文字がチラつくほどに落ち込みました。私生活も忙しく単純に疲れていたというのもあります。あまりにも気力が削がれてしまいみこ先生に相談したのですが、この時相談して本当に良かったです。
他、通信講座の講義を家事しながら聞いたり、みこ会アプリを隙間時間にやったりしていました。
問題を解く→間違えた問題はなぜ間違えたのかテキストに戻り、正解した問題でもきちんと理屈が説明できるようになるまでやり込みました。
品目分類については息抜きにYouTubeでの学習や、申告書で出てきた類の類注を税関ホームページで見たりしてざっくりこの類はこんな感じ程度に頭に入れていました。
◆やってよかったこと◆
直前期のテキスト精読
たぶんこれをしなかったら関税法等は落ちてしまっていたと思います。
過去問や問題集は8.5~10割できてきたのでそこ以外の知識をつけたくて始めたのですが
本番にテキストでしか見ていない何となく知っている程度な部分の問題があったので助けられました。
◆やらなくてもよかったこと◆
直前期に新しい問題集に手を付けること
申告書に自信がなくて8月に新しく問題集を買っていたのですが、結局9月まで手を付けられず、みこ先生からももう今までやった問題集をやれば大丈夫とアドバイスいただいていたのですが、不安に駆られて気になってしまい手をつけてしまいました…。
解いてみると思いのほか解けたので自信をつけるという意味ではやってよかったですが、解けなかった場合メンタル削られるので、諸刃の剣だったと思います。
◆模試◆
関税協会とLECをどちらも会場で受けました。
試験を受けることが学生以来だったため場慣れするために受けました。本番あれを持って行った方がいいな、などと現地でないとわからない気づきが得られたのでよかったです。
結果云々よりも本番のシミュレーションをするという目的で受けることを意識するほうがいいと思います。
◆本番の結果◆
通関業法41/45
関税法等47/60
通関実務40/45
関税法が全く手ごたえなくて昼休みに入って呆然としていました。
ですが手ごたえある=点数が取れているとは限らないと自分に言い聞かせ
好きな音楽を聴きつつ、気持ちを切り替えました。
◆最後に◆
勉強時間はおおよそ650時間でした。
貿易事務をやっているので多少なりとも知識はあったのですが、法律は全く勉強したこともなく通関業務の実務経験も皆無だったので最初の頃は問題文を読むのも辛く、間違えてばかりでした。
ですが少しずつでも毎日勉強を続けることでいつの間にか解けるようになり、無事合格することができました。
みこ会のページにも同じような記載があったのですが、通関士試験は学習の方向性を間違えると合格するまでにとんでもなく遠回りになってしまう試験だと思います。
自分にとっての正しい学習方法を知る、そういう意味でもみこ会に入ってよかったです。
みこ先生ありがとうございました。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆様の合格を願っています。
